社会福祉法人 創和

理事長就任のご挨拶

社会福祉法人創和

 

 

 

 

 1995年、松井初代理事長を中心に精神障がい者を支援するボランティアグループとして活動した「創和」は2002年に「社会福祉法人創和」として認可され一貫して主たる支援対象者を精神障がいとして当事者の多様なニーズに堪えるため「生活相談」「就労相談」「就労支援」「日中活動支援」「生活支援」と地域で安心して生活から就労まで多くの事業を実施してきました。

 

さらに、利用者により良い支援のため、地域活動支援センター2か所を統合した新たな新就労支援B型事業所体制に変更すべく取り進めています。そして相談支援事業所を併設してより充実した相談支援体制を目指していきます。そのような重要な時に法人を預かる職に携わることに身の引き締まる思いで一杯です。

 

私は地域福祉活動をする中で、2006年自立支援法(現総合支援法)が施行され、法人の支援体制が大きく変わるとき、精神保健ボランティアグループひばりの一員として市内の協力企業の就労のボランティアで現場の経験を活かし利用者スタッフと一緒に汗を流したものです。

 

外部から継続して法人を応援してきましたが、今般直接携わることになり引継を受ける中で現場の経営の厳しさを改めて知り、また、急速に支援関連制度が変化し利用者の意識も多様化している中で改めて法人の置かれている立場にスタッフ全員がベクトルを合わせて取り組まなければと心新たにしています。

 

法人は福祉サービス・工賃などの向上に対応することも必要ですが、より多くの利用者のニーズに応えるためより良い支援、地域の皆さんのご理解を得られるようスタッフと共に法人の理念を見失しなわず前へ進めていかなければと思います。社会福祉法人として社会的使命が問われる中、法人の使命を果たしていけるよう新たな目的に向かって努力して行く所存です。